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宝くじ高額当選金を家族に贈る!贈与税ゼロで渡す賢い生前贈与ガイド

pati
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あなたは宝くじで夢のような大金を手に入れました。その喜びを、一番大切な家族と分かち合いたいと考えるのは当然のことでしょう。
しかし、そこで壁となるのが「贈与税」です。宝くじの当選金自体は非課税ですが、そのお金を家族に渡す行為には、原則として税金がかかってしまいます。
数千万円、数億円という大金をそのまま渡してしまうと、贈与された家族が高額な税金を払うことになりかねません。
このガイドでは、高額当選金を家族へ渡す際に、税金をできるだけ抑え、賢く財産を分けるための具体的な方法を、専門的な知識なしで理解できるように分かりやすく解説します。
「誰に」「いつ」「いくら」渡せば最も効果的なのか、非課税で贈与できる国の制度をどう活用するのかを学び、後悔のない人生をスタートさせましょう。

宝くじの当選金は非課税だが「その後の贈与」には税金がかかる

まず、宝くじの高額当選に関する最も重要な税金のルールを確認しましょう。

当選金を受け取るときは「非課税」

日本の宝くじ(ジャンボ宝くじ、ロト、ナンバーズなど)の当選金には、所得税も住民税も一切かかりません。これは「当せん金付証票法」という法律で決められています。
ですから、当選者が銀行で1億円を受け取ったとしても、その1億円に対して税金はゼロ円です。

家族に「あげる」と「贈与税」が発生する

問題は、当選者が受け取ったお金を、自分の配偶者や子ども、孫などに「あげる(贈与する)」場合です。この「贈与」という行為に対しては、贈与税が発生します。

  • 当選金自体:非課税
  • 当選金を家族に渡す行為:課税対象(贈与税)

たとえば、あなたが当選金から子どもに5,000万円をポンと渡してしまうと、子どもには高額な贈与税がかかり、せっかくのお金が減ってしまいます。この税金を合法的に抑える、またはゼロにするための方法が生前贈与の計画です。

賢く財産を分けるための基礎知識:贈与税の基本ルール

高額当選金を計画的に贈与するために、まず贈与税の基本ルール、特に「非課税枠」と「税率」を理解しましょう。

誰もが使える非課税枠:年間110万円の「暦年贈与」

贈与税には、年間で「110万円までなら税金がかからない」という基本的な非課税枠が設けられています。これを暦年贈与(れきねんぞうよ)と呼びます。

  • 非課税枠: 贈与を受けた人(受贈者)一人あたり、年間110万円まで。
  • 対象期間: 1月1日から12月31日までの1年間。
  • ポイント: 110万円以内なら申告も不要です。

もしあなたが5,000万円を家族に渡したい場合、この暦年贈与を活用すれば、毎年110万円ずつ贈与することで、税金を一切かけずに渡すことができます。ただし、5,000万円を渡すには約45年かかる計算になり、時間がかかりすぎることがデメリットです。

贈与税の税率は「特例税率」と「一般税率」の2種類

110万円を超える贈与をする場合、贈与税を計算する必要があります。贈与税の税率は、贈与をする人ともらう人の関係によって、次の2種類に分かれます。

1. 特例税率(優遇される税率)

「直系尊属(ちょっけいそんぞく)」からの贈与に適用されます。具体的には、親や祖父母から、18歳以上の子や孫へ贈与する場合です。高額当選者が親や祖父母の場合は、この税率が適用され、税率が優遇されます。

2. 一般税率

特例税率に該当しない贈与に適用されます。具体的には、兄弟姉妹間の贈与や、配偶者間の贈与、未成年の子どもへの贈与などです。

基礎控除後の課税価格特例税率(親から18歳以上の子・孫へ)一般税率(上記以外)
200万円以下10%10%
400万円以下15%15%
600万円以下20%20%
1,000万円以下30%30%
1,500万円以下40%40%
3,000万円以下45%45%
4,500万円以下50%50%
4,500万円超55%55%

このように、高額になるほど税率が上がり、最大で55%もの税金がかかります。だからこそ、非課税制度の活用が非常に重要になるのです。

高額当選金を非課税で渡すための3つの「国の特例制度」

暦年贈与の110万円では時間がかかりすぎるため、高額当選者が活用すべき、まとまった金額を非課税で渡せる国の特例制度を解説します。

1. 住宅資金贈与の特例(最大1,000万円まで非課税)

親や祖父母が、子や孫がマイホームを買ったり、増改築したりするためのお金を援助する場合、一定額まで非課税になる制度です。

  • 非課税枠: 省エネ住宅などの条件を満たすと、最大1,000万円まで非課税。
  • 適用条件: 贈与を受ける子や孫が18歳以上で、合計所得が2,000万円以下などの条件があります。
  • メリット: 暦年贈与の110万円と併用できるため、最大1,110万円まで一度に非課税で贈与できます。

もしご家族が住宅購入の予定があれば、この制度を優先的に検討しましょう。

2. 教育資金の一括贈与の特例(最大1,500万円まで非課税)

親や祖父母が、30歳未満の子や孫の教育資金を一括で贈与する場合、非課税になる制度です。

  • 非課税枠: 最大1,500万円まで非課税。
  • 使途の制限: 学校の授業料や入学金、塾代、習い事の費用など、教育に関する費用に限られます。
  • 手続き: 金融機関で専用の口座を開設し、その口座に入金することで適用されます。

孫や幼い子どもがいる場合、将来の教育費を一括で用意してあげることで、大きな金額を非課税で移転できます。

3. 結婚・子育て資金の一括贈与の特例(最大1,000万円まで非課税)

親や祖父母が、18歳以上50歳未満の子や孫の結婚費用や子育て費用を一括で贈与する場合、非課税になる制度です。

  • 非課税枠: 最大1,000万円まで非課税(結婚資金は300万円が上限)。
  • 使途の制限: 結婚式の費用、新居の家賃、出産費用、子どもの医療費などに使えます。

特に、これから結婚や子育てを控えている子や孫がいる場合に非常に有効な制度です。

当選者が「配偶者」に贈与する場合の特別な特例

当選金を自分の配偶者(夫から妻、妻から夫)に贈与する場合は、さらに特別な特例があります。

おしどり贈与(最大2,000万円まで非課税)

正式名称は「夫婦間での居住用不動産の贈与の特例」です。結婚して20年以上になる夫婦が、住んでいる家や、家を買うためのお金を贈与する場合に適用されます。

  • 非課税枠: 居住用の不動産またはその購入資金について、2,000万円まで非課税。
  • 暦年贈与との併用: 暦年贈与の110万円と併用できるため、合計で2,110万円まで非課税になります。

ただし、この特例が適用できるのは「生涯で一度だけ」です。当選金を機に、夫婦で財産を大きく分けておきたい場合に有効です。

贈与の失敗を避けるための最重要チェックリスト

非課税制度をフル活用しても、やり方を間違えると「税務署に贈与と認めてもらえない」というトラブルに発展することがあります。

1. 贈与契約書を必ず作成する

たとえ親子や夫婦であっても、「お金をあげる・もらう」という合意があったことを証明するために、贈与契約書を必ず作成しましょう。
契約書には「いつ」「誰が誰に」「いくら」贈与したかを明記し、お互いに署名・押印して保管します。これがなければ、税務署から「これは贈与ではなく、単なる名義貸しではないか」と疑われる可能性があります。

2. 証拠を残す(手渡しは厳禁)

贈与したお金は、必ず銀行振込で渡しましょう。手渡しだと、いつ、いくら渡したかの証拠が残りません。

  • 贈与者の口座から受贈者の口座へ振り込む。
  • 通帳に「贈与」や「お祝い」など、贈与目的を記録しておくとさらに証拠能力が高まります。

3. 受贈者(もらう人)が自分で管理する

贈与されたお金は、もらった人(子どもや孫)が自由に使える状態にし、その口座の通帳やキャッシュカードは、もらった人が自分で管理する必要があります。
親が子どもの口座にお金を振り込んだ後も、親がその通帳や印鑑を管理し続けていると、「これは親の財産を子どもの名義にしただけだ」と判断され、名義預金として贈与と認められない可能性があります。

4. 定期贈与と見なされないように注意する

毎年110万円を贈与する暦年贈与を行う際、「毎年同じ日に、同じ金額を、何年間も続ける」という計画を立ててしまうと、「最初から○年間にわたって贈与することが決まっていた」と税務署に判断され、定期金給付契約として、初年度に全期間の贈与額に対して課税される可能性があります。
これを防ぐために、贈与の時期や金額を毎年少しずつ変える、または、毎年新しく贈与契約書を作成するなどの工夫が必要です。

【まとめ】高額当選後の贈与の流れ

宝くじ当選金を家族に賢く分けるための理想的なステップをまとめます。

ステップ1:当選金の受け取りと口座開設

  • 当選者は銀行で当選金を受け取り、自分名義の専用口座に一旦入金する。
  • この時点では税金はかからない(非課税証明書を忘れずにもらう)。

ステップ2:贈与計画の立案と制度の選択

  • 家族構成(配偶者、子、孫)を確認し、「いつ」「誰に」「いくら」渡したいかを決める。
  • 住宅資金、教育資金、おしどり贈与など、非課税枠の大きな特例制度の利用可能性を検討する。

ステップ3:贈与の実行と証拠の保全

  • 贈与の都度、贈与契約書を必ず作成し、双方が保管する。
  • お金は必ず銀行振込で行い、取引履歴を残す。
  • 贈与された側が、そのお金を自分で管理・使用する

宝くじの当選は人生における大きな転機です。この貴重な財産を家族と分かち合い、将来の不安を解消するためにも、贈与のルールを正しく理解し、計画的に行動することが、真の「億万長者」になるための第一歩となります。

贈与の制度非課税枠(上限)対象となる受贈者贈与の目的重要ポイント
暦年贈与年間110万円誰でも可自由毎年行う場合は、契約書作成や時期・金額の工夫が必要。
住宅資金贈与最大1,000万円18歳以上の子・孫住宅の取得・増改築暦年贈与と併用可能で最大1,110万円に。
教育資金贈与最大1,500万円30歳未満の子・孫教育費(学費、塾代など)専用口座開設が必要。使途の証明が必要。
結婚・子育て資金贈与最大1,000万円18歳以上50歳未満の子・孫結婚・子育て費用結婚資金は300万円が上限。
おしどり贈与2,000万円結婚20年以上の配偶者居住用不動産または資金生涯で一度限り利用可能。
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