パチンコ換金の仕組みをご紹介!なぜ店内で換金できないのか?
2020年10月31日 当サイトにはプロモーションが含まれます初心者向けにパチンコ換金の仕組みをご紹介しております。
風営法による禁止規定がある
パチンコで勝って出玉をジェットカウンターに流し終わると、玉数が表示されたレシートが出ます。これを店内にあるカウンターに持っていくわけなのですが、現金に直接交換できないのはなぜでしょうか。
これは風営法23条1項で禁止規定があるため。条文は以下の通り。
(遊技場営業者の禁止行為)
第23条 第2条第1項第7号の営業(ぱちんこ屋その他政令で定めるものに限る。)を営む者は、前条の規定によるほか、その営業に関し、次に掲げる行為をしてはならない。
1.現金又は有価証券を賞品として提供すること。
そのためパチンコでは出玉を現金ではなく景品と交換しています。しかし、実際は特殊景品と呼ばれる景品を介在させることで、出玉を金銭と交換することが事実上可能になっており、この特殊景品を用いた営業形態を「三店方式」といいます。
実際には古物商の営業許可がある景品交換所が現金の交換をしています。
× パチンコ店→現金交換
○ パチンコ店→景品交換所(古物商許可)→現金交換
ホールが提供した「景品」をホールとは無関係な「古物商」が買い取っているに過ぎないという建前にしているのです。これによりパチンコ業界は違法性を逃れていて、警察も黙認しているといったのが現状です。
パチンコ初心者は間違うことも
さすがに出玉をそのまま換金所に持って行ったという話は聞いたことがありませんが、出玉レシートを換金所に持って行ってしまうという失敗はありそうです。
その時は換金所の人が親切であれば「あっちあっち」と教えてくれるかもしれません。
三店方式ならではのリスクも
前述の通り、現時点では三店方式なので、基本的には換金するために店外に出なければいけません(ただし、同じビル内に換金所があるところもある)。
そこを犯罪者に狙われやすいのです。換金所にはどこも防犯体制にぬかりはないのですが、そこに来るお客が特殊景品を持っているのでそこを狙われるのです。
大量にドル箱を積み上げて時は特に換金の際に注意して下さい。店内ですでにマークされている可能性もありますから。
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