なぜ若者のパチンコ離れは起こるのか?その原因を分析する!
2019年4月8日 当サイトにはプロモーションが含まれます昨今、若者のパチンコ離れが進んでいますが、どうしてなのでしょうか。
まずは、人間関係の希薄化。昔に比べて親友と呼べる人が一人もいないという人が増えています。
自分と異なる環境で育った人とうまく付き合っていくことができないのでしょうか。
一人でいる方が気を使わなくて楽だということもあります。
ですから、パチンコにも誘われない。だからやり方がうまくわからないので行きたくないということになるのです。
レジャーの多様化
また、レジャーの多様化で、一人でも楽しめる遊びが昔に比べて格段に増えてきたこともあります。
漫画喫茶、ネットカフェなど外出先でも格安で楽しめる遊び場が増えてきました。
また、インターネットの普及により自宅にいながらにして映画やゲームを楽しめる時代に。
さらにはツムツムやポケモンGOなど無料で楽しめるスマホゲームもあります。
自宅で無料動画
しかも、これらは有料だけではなく、Gyaoなど無料で楽しめるものもたくさんあります。1円もかからない。
youtubeやニコ動などでも面白い動画はいっぱいあります。お金なんか払わなくても楽しめる時代になってきたのです。
最近のテレビは出演者だけが楽しんでいるだけで全く面白くないので、私自身もネットで好きな動画をみたりDVDを見ることが多くなってきています。
パチンコ台の高額化によるツケ
そして、これは若者だけに限ったことではないのですが、最近のパチンコ台は高額になってきていて30万円から40万円前後します。それ以上するものもあります。
巨大でハイテクな液晶画面の豪華な造りだけでなく、芸能人やテレビ番組などとタイアップすることによりパチンコ台の価格がさらにとんでもなく上がってきているのです。
当然こうしたコストはお客は払わされることになります。大当り確率は悪くなる一方ですし、釘もガチガチに閉めている店も多い。
たまにやる新装イベントでも実際に行ってみたら全然釘が開いてないなんてこともザラです。パチンコ全盛期だった平成初期の頃と比べかなり厳しくなっているのが事実です。
なので1万円なんかあっという間になくなってしまうわけです。
遊べる羽根物を置く店も激減しました。私は羽根物でガッチリ軍資金を稼いでからCR機をやる戦略をとっていたので大打撃でした。
将来に対する不安
これでは年収300万円時代の今日にあっては、パチンコのような金のかかる遊びに若者が見向きもしないのも当然でしょう。
一方、将来に対する不安もあります。消費税は上がり年金の支給開始がどんどん引上げられ、自分が払ってきた年金も満額受け取れることはもはや絶望的です。
そんな社会不安な情勢では、支出を抑えて貯蓄に回るのが当然です。
今の高齢化社会を過ぎた後は次第に人口も減っていき1億人を割るのも時間の問題です。今の若者が高齢者になる頃にはパチンコ業界はどうなっているのでしょうか。
おとなり韓国はパチンコが加熱することによる借金地獄、自殺など社会問題化し2006年についにパチンコ店を全廃しました。
カジノ法案ついに成立
日本ではそう簡単にパチンコがなくなるとは思いませんが、ついにカジノ法案が成立し東京オリンピックに実施される見通しができました。
国内での市場規模はなんと1兆5000億円です。カジノのディーラー養成学校も活況を呈しています。
さらに2017年7月、パチンコの出玉もさらに規制がかかったことを考えるとパチンコ業界にとっては脅威になるでしょう。
そしてパチンコメーカーが今後さらに淘汰されていくことは間違いありません。
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